ドライバー(運転手)と呼ばれる仕事には、様々な種類があります。トラックドライバー、タクシードライバー、バスドライバー、役員ドライバーなどなど。これらのドライバー業は、それぞれ求められる能力が異なり、そして必要な免許、資格なども違っています。自分に合った仕事を選べるよう、ドライバーの求人について紹介していきます。

タクシー求人について

タクシードライバーは、お客様を快適に送り届けるお仕事です。働く目的や仕事内容はどの会社に勤めてもほぼ同じですが、どの会社に働くかによって、働きやすさや給料の額は変わってきます。今回は、タクシー求人の見かたや会社の選び方について紹介しましょう。

トラック求人について

日本の物流を支える、トラックドライバー。トラックには、小型トラック、中型トラック、大型トラックがあり、それぞれの重量により、求められる資格や、仕事内容が変わってきます。トラックドライバーとして活躍したい人に向けて、求人の見方や、トラックの種類や特徴について紹介しましょう。

タクシードライバーの給与体系は3つある!?それぞれの概要やメリットについて

A型賃金とB型賃金とは?

タクシードライバーの給与体系は、A型賃金、B型賃金、さらには最近主流となっているAB型賃金があります。まずA型賃金とは、固定給と歩合給と賞与を併せ持った賃金体系です。基本給と残業代に加えて賞与を支給する一般的な企業と似ていますが、売上に比例した給与とはならないため、この給与体系を採用しているタクシー会社は少なくなっています。 次にB型賃金ですが、これは完全歩合制の給与体系です。給料の全額が毎月の売上に比例した形で支給され、売上が多ければより多くの給料がもらえます。また、売上がなければ給料を支払わなくてもよいため、会社側としてもメリットがあります。ただし、ドライバーの生活を考えた場合、売上がない時期にはいくら働いても給料がもらえないため、不安定さが問題となります。

最近ではAB型賃金が主流

A型賃金にもB型賃金にもそれぞれメリットとデメリットがあり、働く人にも会社側にとっても両方が満足できるAB型の給与体系が最近のタクシー業界の主流となっています。こちらは、基本給と諸手当でなる固定給と、一定以上の売上を超えた分に支払われる歩合給の一部を賞与として積み立てて、年に2回から3回に分割して支払う方式です。月々の頑張りが給料の安定性にもつながるため、働く側にとっても安心して働けるメリットがあります。ただし、どれくらいの割合の給料が賞与である積み立て分に回されるのかはタクシー会社それぞれで異なります。そして、歩合給も絡んで計算方法が複雑化することが多いため、給与の構造を事前に確認することが大切です。